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施工管理技士(現場監督)の仕事環境。(就業時間)

syuugyoujikann建設業の日常
この記事は約17分で読めます。

工事現場で働くって超過酷な気がする。

土曜も日曜も
朝から晩まで働いてるんじゃないの?

 

とにかく、ツラい、キツい
のイメージが拭えない建設業界。

ですがテレビCMにもあるように
女性が活躍していたり
週休二日の現場も増えてきています。

実際にはどのくらいの時間
週に何日くらい働いているんでしょうか?

筆者の経験をもとに解説していきます。

 

施工管理技士(現場監督)の仕事環境はどんなもの?

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施工管理技士(現場監督)は
どんな環境で働いている?

 

答えを先に言うと

仕事場所としては
「工事現場と現場事務所」
で仕事をしています。

 

現場事務所を建てないような
簡易な工事の場合は
工事現場で仕事をこなし
会社等で事務仕事をこなしていきます。

 

今回は施工管理技士を取り巻く環境のひとつである
拘束時間について解説していきます。

 

施工管理技士の拘束時間はどのくらい?

あくまでも筆者の会社での話です。

週休二日制の8:30~17:30が定時
となります。

ですが
これは会社の全社員共通の指標ですので
実際は現場によって違います。
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以前、こんな現場がありました。

 

小学校の校舎の建て増し
とその他付属の工事でした。

そこでは
「児童が登校する前に現場内に入り
中で始業時間まで待機する事。」

が義務付けられました。

 

現場の工事の時間としては
8:00~17:00が多く
当時の現場もその時間からの始まりだったのですが
児童は8:30までに登校することになっていました。

 

すると、現場に来る時間と
児童の登校の時間が重なり
事故等の危険があるわけですね。

 

そうすると必然的に早出になるので
(7:30には学校内に入ること、とされていた)
最初に筆者の会社でうたわれた
週休二日制の8:30~17:30は崩れるわけです。

 

ちなみにですが
そこでの終わり時間は17:00でした。

…残業はつくの?

給料面の話で書くことにします。

 

お給料の話↓

施工管理技士(現場監督)の仕事環境。(年収ってどのくらい?)
施工管理技士(現場監督)の仕事環境、年収はどんなものなのか、筆者の経験をもとにを解説していきます。

 

拘束時間は現場の当たりはずれや、会社によってさまざま。

先の例はちょっと特殊ですが
時間の関係は現場によって
当たりはずれが結構あります。

 

  1. 大きな現場か軽微な現場か。
  2. 現場近くに現場事務所があるか、ないか。
  3. 自宅から現場に直行できるのか、出社してから現場に向かうのか。

 

この3点だけでも拘束時間は大きく変わります。

 

大きな現場の場合

大がかりな工事の場合
数年を要する場合もあります。

 

このような場合は現場事務所を構えたほうが
日々の書類をまとめたりや手続きなど
管理上、便利です。

 

現場事務所は工事現場内に用地が
あればプレハブやコンテナで建てます。

 

仮に用地が無い場合は
近くの賃貸住宅用を事務所にすることもあります。

 

後に会社ごとの違いにも触れますが
現場事務所があるのなら
現場に直行直帰できる会社の方が
圧倒的に時間の融通が利きます。

 

つまりは拘束時間が短くて済むわけです。

 

軽微な現場の場合

数日・数週間程度の軽微な工事の場合は
事務所を構えない方が便利です。

 

何といっても一応は
生活環境を整えるわけですから
事務所を作る=簡単な引っ越しになります。

 

コンテナとトイレの設置
~備品の搬入~電気の引き込み~など
活用できるまで数日から2週間程度はかかります。

 

軽微な工事の場合だと
事務所が建つ前に終わってしまいます。

 

工事が終わって
撤退するときも同じです。

 

軽微な工事の場合は
終わらせてから書類や写真などを
まとめたほうが早く終わります。

 

ただし、緊急を要する内容の事が出た場合
会社に戻って仕事をしなければならなくなるので
その場合は時間が多くかかることになります。

 

現場に直行出来る会社と出来ない会社

筆者は転職組です。

現在は直行直帰する会社にいますが
以前は一度会社に集まってから
現場に向かう会社にいました。

 

ここは一目瞭然で
直行直帰出来たほうが
拘束時間は断然短く済みます。

 

これは現場の大きさは関係ありません。

拘束時間が短いことを目的として働くなら
直行直帰できる会社を選ぶべきです。

 

ですが時間的にはデメリットが多いのですが
メリットもあります。

 

毎日一度必ず会社に集まるわけです。

 

問題があった時に
直ぐに相談できる環境ということです。

 

困った時に助け合える環境は心強いものです。

 

時間を取るか、常に仲間が近くにいるか。

 

どちらも一長一短と思います。

仕事の効率を上げる

就業時間を短縮するには
仕事の効率を上げることも欠かせません。

これは建設業に限った事でなく
作業を効率化すれば
就業時間を減らすことが出来ます。

現場作業の効率化は難しく
なかなか思うようにいきません。

ではどう効率化を図るのかというと
事務作業の効率化を図ります。

 

施工管理技士は工事現場作業だけでなく
PCを使った事務作業が多いものです。

 

具体的にはPCスキルを上げることが
結果就業時間を減らすことに繋がります。

 

Excelショートカットを使いこなす
※マウスパッドで簡単確認

 

表やデータをPC上で比較する
加えてデータをコピー&ペーストする
※ひとつの画面では限界が

 

タイピングの速さを向上する

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は施工管理技士(現場監督)の
働く時間について解説してみました。

 

正直なところ
現場と会社によっての差が大きいです。

 

直行直帰出来る会社で
現場が自宅から15分の現場なら
サラリーマンとしては夢のような
「7:30に家を出て、18:00には帰宅する」
なんてことも可能です。

 

実際に
小学生の子供を見送ってから家を出て
習い事がある日は
子供より帰宅が早いなんて現場もありました
(その現場は浄水場の中の工事で
工事時間が9:00~17:00しか出来ない工事でした)

 

また
現場の運や会社によって左右されない
自身のスキルアップも
就業時間には大きく関係してきます。

 

早く帰って
自由時間を謳歌したいですね。

 

最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
thanks-2

今回はこの辺で。

 

 

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