「国家資格」のしかも「1級」と聞くとめっちゃ難しそうなイメージありませんか?
難しそうなイメージから、合格率は気になるところ。
過去5年間の合格率を調べた結果と筆者なりの合格率の中身の考え方を書いてみました。
目に見えている数字とは違った側面が見れるかもしれません。
この記事が参考になれば幸いです。
1級土木の合格率
土木施工管理技士の試験は2つに分かれていて「第1検定(学科試験)」と「第2検定(実地試験)」があります。
第1検定はマークシートの選択問題、第2検定は記述式問題です。
それでは、それぞれの合格率を見てみましょう。
第1検定の合格率
1級土木施工管理技士 | ||||
第1検定合格率 | ||||
平成29年度 | 平成30年度 | 令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 |
66.2% | 56.5% | 54.7% | 60.1% | 60.6% |
最近の5年間では59.6%の方が合格となっています。
筆者が受験したときも他の方が受験したときも確認したのですが毎年必ず会場に来ない人がいます。
ココがpoint!会場には来ない人が必ずいる
50人入る教室として1割程度は受験する前から不合格が決まっているようなものです。
以上から「実際に受験した人だけ」を対象にしてみると合格率は少し上がるのではないでしょうか。
第1検定の合格で有資格者に
第1検定に合格すると「技士補」という資格が手に入ります。
※参考までに
新しい資格制度についての記事
合わせて読みたい技士補ってどんな資格?
第2検定の合格率
1級土木施工管理技士 | ||||
第2検定合格率 | ||||
平成29年度 | 平成30年度 | 令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 |
30.0% | 34.5% | 45.3% | 31.0% | 36.6% |
最近の5年間では35.4%の方が合格されています。
第2検定も学科試験同様、毎年必ず会場に来ない人がいます。
第1検定と同じように1割程度は受験する前から不合格が決まっています。
以上から実際の合格率は、もう少し高いと感じています。
ココがpoint!1次検定同様、来ない人が必ずいる
とはいえ実地試験(第2検定)は経験記述があるため合格率は低くなっています。
合格率はあくまでも指標
過去5年分をさかのぼって合格率を数値で見てみました。
いかがでしょうか?
思ったより低かったでしょうか?
それとも「難関」と感じたでしょうか?
筆者は「合格率は指標」と考えています。
「しっかり準備をしてきた人」と「受けろって言われたからとりあえず」の人が混ざるので、単純に数値で表せないと思うのです。
合格率は単純な数値化されたもの
どんな資格試験でも、しっかり準備をした人は合格率に左右されません。
逆を言えば努力量は合格率から分かりません。
合格率の数値は「合格者÷受験者」です。
運よく合格でも問題ないですが、不合格のリスクは少しでも減らしておいた方がいいですよね?
試験に合格するために
試験2~3か月前から少しずつ積み重ねていけば、結果はついてきます。
合格率に左右されることもありません。
独学で合格した、筆者の勉強方法(対策)と経験記述の書き方をまとめました。
参考になれば幸いです。
まとめ
今回は1級土木施工管理技士の合格率とその側面を書きました。
今回のまとめ
今回のポイント・第1検定(学科)の合格率は59.6%
・第2検定(実地)の合格率は35.4%
・受験者の中には不参加も含まれる
・合格率は合格者を受験者全体を割った指標
・マークシート試験合格だけで国家資格者になれる
合格率が高いと感じたとしても、1週間前に準備をしても間に合わないのは想像どおりです。
しっかりとした準備をして、合格者側から受験したときの合格率を振り返りたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回はこの辺で。
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