2級造園施工管理技士の合格率・試験の難易度はどうなの？

なんとなく樹木に携わる仕事をしたいけど、2級造園施工管理技士って取るの難しいのかな…。

新しく「公園」を作ったり、今ある公園の「樹木の入れ替え等の改修」する仕事には欠かせない造園施工管理技士。

国家資格なので受験資格や出題問題などハードルが高そうなイメージがあると思います。

しかしながら、制度が大幅に緩和され、17歳以上なら条件なしに受験が可能になりました。

では合格率はどのくらいなのでしょうか？

2級造園の合格率

造園施工管理技士の試験には「第1検定」と「第2検定」があります。

第1検定はマークシートの選択問題、第2検定は記述式問題です。

それでは、第1検定(マークシート)・第2検定(記述問題)の各合格率を見てみましょう。

第1検定(マークシート)の合格率

最近5年間で56.6％が合格されています。

数字が出ていますが、毎年必ず会場に来ない人がいます。
※筆者が受験したときも、他の方が受験したときも同様です。

また、記念受験組も必ずいます。
各教室に来ない人と記念組をあわせて5名程度。
50人入る教室として１割程度は受験する前から不合格が決まっているようなものです。

以上から実際に受験している人の合格率はもう少し高いと感じています。

第1検定の合格で有資格者

補足ですが、このマークシートの選択問題に合格すると「技士補」という国家資格有資格者になれます。

第2検定(記述問題)の合格率

最近5年間で38.9％が合格されています。

第2検定も学科試験同様、毎年必ず会場に来ない人がいます。
また、記念受験組も必ずいます。

加えて学科(第1検定)が終わった時点で諦めて帰ってしまう人が現れます。

各教室に来ない人と記念組をあわせて7名程度。
50人入る教室として１5％程度は受験する前から不合格が決まっているようなものです。

以上から実際に受験している人の合格率はもう少し高いと感じています。

とはいえ第2検定は経験記述があるため、合格率は格段に低くなっています。

合格率はあくまでも指標

いかがでしょうか？

ざっくりとではありますが、合格率は第1検定と第2検定を合わせて4割前後と分かります。

合格率の数字から見てイケそうと感じましたか？
それとも思ったより難しそうでしょうか？

合格率はあくまでも指標だと考えています。

「受かる気満々に勉強してきた人」と「記念受験なので合否はどちらでも」の人が混ざるので、単純に数字では表せないと思います。

合格率は単純な数値

当たり前の話ですが、合格率に左右されず、しっかり準備した人は合格します。
逆に「そこそこ」に勉強した人は不合格のリスクが伴います。

先述した表は単純に合格者÷受験者を数値化したものです。

運がよく合格したのか、合格するべくして合格したのかは分かりません。

試験に合格するために

「なんとなく樹木にかかわる仕事に就きたい」「公園を整備するのってなんとなく楽しそう」
なんとなくではなく、あなたのやりたいことにとって造園施工管理技士はどんなポジションですか？

そんなこと言われても、深く考えてないし。

しかし、気にはなっているのでこの記事を読んでくれています。

2級造園の受験資格は17歳以上なら条件なしなので、年齢さえ達していれば誰でも受験可能です。
※第1検定に限る

少しでも気になる気持ちがあるなら資格は持っておいて損はしないです。

マークシートだけでも合格して国家資格保有者となれば本当にやりたいことが見えてくるかもしれません。

ただ、先述したように、「そこそこ」の勉強だと不合格のリスクは伴います。

受験する！と決めたならしっかりと対策しておきたいですね。

受験してみようと思った方に勉強方法をまとめました。
参考になれば幸いです。

まとめ

今回は合格率について書いてみました。

今回のまとめ

受験資格が年齢だけに緩和された2級造園施工管理技士。
マークシート試験の合格で国家資格保有者です。

どうしようか迷っているなら受験してみてはいかがでしょうか？

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回はこの辺で。

poko

ぽこ。45歳、2児のパパ。

1級土木施工管理技士

1級造園施工管理技士の資格保有者。

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