何をすればいいんだろう?
どうすればいいかな?
令和4年の4月に入社した新入社員。
6月現在、筆者の現場に来ています。
3か月目になった今どんなことをやっているのか。
記録的な感じで実際の状況を書いていこうと思います。
前回の記事:記録1を見る↓
建設業の職員の1年目はどんなことをしているの?
筆者の現場に来てお願いした3つのこと。
1.事務所周りの清掃。
2.飲み水の管理。
3.事務所から出るゴミの管理。
これは引き続きお願いしています。
工事の本格化
筆者は4月から「団地内の舗装のやり直し」の工事を担当しています。
先月までの準備期間が終わり、今月(2022年6月)から工事が本格化し始めました。
撤去して
舗装して転圧
約1か月間、3つの事を忘れずにやりきってくれています。
この3つは基本的な内容の話。
必ずしも新入社員がやらなければならない訳ではありません。
これは、些細なところに気づく目と「誰かがやらなければならないこと」そのことに気づいてくれればいいのです。
このほかにも出来るようになって欲しいことがたくさんあります。
やって欲しい事
色んな事に疑問を持って考えて、それぞれを見て欲しいです。
当たり前の話なのですが工事を進めていく作業ひとつひとつに意味があります。
始めの頃は局所局所に目が行きがちです。
漠然と工事の流れだけを追うのではなく職人さんがどこでどうしているのか。
職人さん達は行動一つ一つに意味を持って動いています。
「染みついている」といった表現でしょうか。
作業しながらも自分がどこにいて何をしているか。
次に何をしてどこにいたら危険だとか動きの邪魔になるとか。
周りの状況を判断しながら反射的に動いているんです。
そういう目線で「次はこうなるかな」といった考えを持って欲しいです。
このまま動いているとあそこが危なそうだな。
次の作業には○○が必要…準備されているかな?
これはひとつひとつ説明して覚えるものでなく、体感的に覚えていくものと思います。
実際に作業を近くで見ていて車が下がって来ているのに気づかずに危ない場面もありました。
この目線は工事の作業だけでなく事務的な仕事も含めて仕事全般に繋がって来るものです。
・何のために測量するのか。
・測量した結果をどう反映させていくのか。
器械を覗いて間違いない数値を出すのがゴールではありません。
漠然とやっている仕事の中に次につながる導線が引かれています。
3つに加えてお願いしたこと
毎日の日報の作成をお願いしました。
表面的に現れる日報ではなく自分だけのオリジナル日報。
②午前中は何をしていたか
③午後は何をしていたか
④その他、記録する事
大まかに言ってこんな内容のものです。
まだまだ先の話になるでしょうがいずれは工程を考えたり請求書をまとめたりすることになります。
また、自身の就業記録を作成するときに簡単に作ることも出来ます。
・どのくらいの人数でどのくらいのことが出来るのか
ここを把握していないと工程を考えていくことは出来ません。
・かかった人数とそのほかに考慮すべき点の有無
日々まとめていないと下請けさんと話し合うことも出来ません。
始めはメモ程度で十分と思っています。
続けることで、いずれ大きな財産となります。
私もエクセルで表を作って印刷したり大学ノートに線を引いたり試しましたが「カレンダーノート」が一番やりやすいです。
手帳程しっかりしているとかえって書き込み辛く雑に扱えるノートくらいが丁度いいです。
まとめ
今回は入社3か月目(現場2か月目)「工事の本格化したときどう成長していくのか」に焦点を当ててみました。
少しずつ工事を目の当たりにして必要なことがわかってきてくれたのでしょう。
率先して「自分がそれやります」といった発言が増えてきてくれました。
ひとつの例でいうと具体的に「それ」とは見通しの悪い出入口での誘導。
ガードマンがいないときに車の出入りがあった際私が身を乗り出したときに買って出てくれました。
建設業の3か月目ってどんなことをやっているのか。
数ある建設業の現場のひとつの案件として参考になれば幸いです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回はこの辺で。
コメント