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【工程管理とはどんな事?】施工管理技士(現場監督)の仕事内容

koutei-kousatu考察
この記事は約5分で読めます。
komattakao-m (15)
工程って工期を守れば
問題ないじゃん?
komattakao-m (3)
始めて現場を任された。
工程表ってどうやって作るの?

工程管理。

管理する必要などないのでは?

工程表を作ってその通りにやれば
何とかなるでしょ?

そんな簡単なものでしょうか?
少し考えてみたいと思います。

inu!

と、その前に、前回記事はこちら↓
(安全管理についての考察)
https://knpblog.net/sekoukannrigisi-…to-annzennkannri/

施工管理技士(現場監督)は何してる?

施工管理技士(現場監督)は何してる?
答えは現場によって異なります。
一言では表せません。

ひとつだけ言えるのは
「担当した工事を完成させること」
です。

今回はその中で
「工程管理」
について考えてみようと思います。

工期を守るために

決められた工期を
守るために必要な事があります。

それは
「順序を間違えない」
ことです。

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物を作るには順序があります。

 

例えば
家を建築する場合の水道の話

水道管は多くの場合
地下に埋設されています。

道路から各家に繋がっている訳ですが
水道管が埋まっている上には
壁や駐車場、ほか植栽や構造物があって
建物廻りの完成形です。

 

先に上物が出来てしまうと
掘って埋める事は難しくなります。

最悪の場合は露出配管か
上物を壊して取り除いて
水道管を入れて埋めてから
また上物を作り直すことになります。

しっかり考えないと
手戻りや二度手間となって
最終的に工期内に完成出来ないことに
繋がります。

 

順序が合っているかどう確認するの?

それは工程表を先に作成しておき
工事中に確認してチェックします。

工程表の作り方

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工程表は
「確認するために必要な物」
のようなこと言いましたが
ぶっちゃけて言うと
発注者に提出を求められていなければ
工程表は作る必要がありません。

しかしそれは
「頭の中にいつ何をするか
全て出来上がっていれば」
の条件付きになります。

 

人間は忘れてしまう生き物です。

工程表は作って
日々確認したほうが
間違いや忘れを防げます。

順番としてはまずはざっくり。

準備期間と終わりの片づけを
2週間~1か月取って
各工種ごとにかかると思われる
日数を計算して線を引いていきます。

そのたたき台が出来たら
徐々に細かくしていき
最終的には一日単位まで決めましょう。

やったことのない事でも
勘でいいので日数を決めて
工事の期間をすべて作りましょう。

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※工程表サンプル

とはいうものの
工程表はあくまでも指標です。

その通りにしなくても
工期内に終わるのであれば問題ないです。

 

作る際によく
勘違いをしてしまうのですが
完璧に作ることは出来ません。
書いてもズレることが多いです。

台風が来たりしますからね。

まだ作ったことのない人も
気負わずに作成しましょう。

 

毎日のやることが決まって
材料の搬入日や機械の手配など
数か月先の搬入する日などが
書き込まれていくと
「間違ったらどうしよう」
って思いが浮かびます。

 

ここでもう一度言います。

完璧を求める必要はありません。
ズレることが多いので
気負わずに作りましょう。

 

「どうせズレるから」
こんな心持の作成で十分です。

 

日ごとの作業は多少ズレても大丈夫です。

ただし1点だけ

この日までに
これが終わってないとまずい
この肝の部分はズレないようにします。

 

その
これが終わってないとまずい
こととは
工事の中心となる工種
の事が多いです。

工事の目的は何か?
時間のかかるものは?

一番金額が大きいものは?

この3つを中心に考えていくと
の部分も抑えることが出来ます。

例を挙げると
生コンクリートを扱うもの
もそのひとつです。

※コンクリートは施工しても
すぐに固まらず、時間がかかります
(1週間程度必要です)

準備が8割

工程表が出来ました。

工事を進めていきます。

工程表通りかチェックします。

 

これで終わりではありません。

pdca

工程表はあくまでも指標であり
細かいところまで気を配っても
想定に漏れがあったりします。

 

「工事は段取り8割」
なんて言われます。

工事が始まったら
次々と先を読んで行動していく
必要があります。

 

工事には障害や問題がつきものです。

「こんな問題が出て来るかも」
「この場合はどうするのがいいかな」

次の動きに対して
常にアンテナを張っておかないと
思わぬところに躓いて
解決に時間がかかる
なんてよくあります。

 

オススメは
難しいのですが
自分が全ての作業をするつもりで
工事の始まりから最後まで
細かいところまでよく想像する
先に問題点を発見できる可能性が
高くなります。

 

私がよく見落としてたのは
「機械の性能」と「大きさ」です。

「届くと思って届かなかった」
「搬入車両が入れると思って
道を曲がり切れなかった」
等がありました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

工事を進めていくにあたって
工程を考えることは
とても大切です。

 

少し工程とズレた話ですが
工事は早く終わらせた方が安く済みます。

「工期内に終われば問題ない」
と書きましたが
なるべく早く終わらせるには?

これも詰めて考えていくと
利益が残る可能性が大きくなります。

 

工事の工程は
交通状況や天気に左右されるものです。

時には待ち時間があるくらい
余裕をもって考えることも大切です。

 

今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

今回はこの辺で。

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