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【安全管理について考察】施工管理技士(現場監督)の仕事

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安全第一って…
そこら中に書いてない

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安全ってそんなに大切?

そんなに事故起こらないでしょ。

安全第一!
工事現場に必ずと言っていいほど
どこかに掲げられています。

しかしながら怪我や事故は
なくならないのが現状です。

なぜなのでしょうか?
少し考えてみたいと思います。

 

と、その前に、前回記事はこちら
(位置出し=光波)のお話↓

施工管理技士(現場監督)の仕事内容。(位置出し4 光波測距儀)
施工管理技士(現場監督)の仕事内容、位置の出し方の4回目。広い場所で位置を出すにはどうしよう?トータルステーションの考え方について解説しています。

 

今回は工事現場に限らず
全産業共通で役立てて頂ければ
と思っています。

施工管理技士(現場監督)は何してる?

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施工管理技士(現場監督)は何してる?

答えは現場によって異なります。
一言では表せません。

 

ひとつだけ言えるのは
「担当した工事を完成させること」
です。

今回はその中で最も重要な事
「安全管理」
について考えてみようと思います。


 

昨年末の話ですが
某ゼネコンの「安全担当」の方から
教育を受けさせていただきました。

私は今回の話を聞いて
安全に対しての考え方が変わりました。

 

何年も安全だけ
追いかけてきた人だそうです。

 

現場の方を離れて
嘱託で行っているそうで
「またありきたりな話かな」
そんな気持ちで聞き始めましたが
終わった時には拍手していました。

彼曰く、安全とは
「本能との戦い」
と申していました。

その時のお話をもとに
筆者の考えをまとめてみました。

 

安全管理って何だろう?

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安全管理とは
「働く人の安全を確保」
することです。

建設業に従事していると
事あるごとに安全の話が出ます。

それだけ重大な
事故や怪我が多いのですが
本当に話が多いのと
毎度のことなので
「なぁなぁ」
になりがちです。

そうです。
危ないよって話を聞いても
そう起こらないものと
勘違いしてしまうのです。

いつも少しずつ気を付けているから
そう重大事故は起こらないのに
重大事故自体が起こりにくい
錯覚してしまうのです。

これが原因で
徐々に慣れて慢心していき
気を抜かせてしまいます。

 

安全管理は本能との戦い

どんな行動をするにしても
人は基本的に本能には逆らえません。

少し実体験もしていただき
本能に逆らうの事の難しさを
考えていきたいと思います。

 

ヒヤリハットの状態

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脳は基本的に怠け者で
楽をしたがるようです。

例えば
大きな花火の音に
始めはビックリしますが
徐々に慣れていってしまいます。

 

慣れは怖いもので
危険が迫っているのに
気持ちを緩ませてしまいます。

 

「ヒヤリハット」
どこかで聞いたことはありませんか?

事故になりそうでヒヤリとした。
怪我しそうでハッとした。

ヒヤリハットはここから来ています。

 

皆さんも一度はどこかで
「危ない」
って思ったことありませんか?

 

「危なかった!で済んだ」
のではなく
「危ない状況になってしまっていた」
のです。

この状態で気づき改めないと
重大事故につながる恐れがあります。

 

反射という本能

皆さんにも是非
やっていただきたいことがあります。

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右手をグー
左手をパーとして
右手を胸に
左手を前に出してください。

次に右と左を入れ替えて
右手をパー
左手をグーとして
右手を前に出して
左手を胸に当ててください。

簡単に言うとグーを胸に
パーを前に突き出します。

 

これを繰り返します。

スピードを速くしても
問題なく出来ると思います。

 

では逆に
グーを前に突き出して
パーを胸に当てます。

これを繰り返してみます。

 

スピードを速くすると
パーとグーが混ざったりしませんか?

 

人は転びそうなとき
反射的に手をパーで出す
ようになっているそうです。

本能で体を守る時
グーよりパーの方が
身体も守れるんですね。

 

本能的に出る反射の例としては
物を落としそうになると
反射的に手を伸ばして取ろうとします。

これが高い所だと
「取ろうして落ちる」
ことになります。

 

グーパーの実体験から
「本能に逆らうって難しい」
と思いませんか?

 

省エネを好む

例えば
Aの地点からBの地点に行くとします。

①のルートは片側が崖で柵がなく
誤って落ちれば大けがをします。
歩いて2分の道のりです。

②のルートはう回路で
道は平たんで傾斜もないです。
歩いて5分の道のりです。

工事現場内ではこんな状態が
よくあります。

先の例でいう片側崖の道は
通行止めとして通れなくします。

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同じ工事関係者でも
そこのエリアに関係ない人が
入れないようにしても
ショートカットをする人が
必ずいます。

事故や大けがはそうある事ではないので
実際そうそう落ちないですし
怪我をすることもありません。

 

2分と5分。

5分歩くより
2分の方が省エネは間違いないです。

「人間は省略したがる」
この本能と闘わなければ
いつか落ちて大けがをします。

 

安全管理で大切な事

安全に対する考え方は
改善が難しいです。

ではどうすればいいのでしょうか。

それは
「気を抜かないこと」

「最悪のケースを考えること」です。

 

例えば
「指さし確認」は効果があります。

「めんどくさい」
「そんなことしなくても」
そう、しなくても
ほぼ大丈夫な事が多いのです。

ですが、1000回に1回でも
怪我をすれば痛いですし
建設業では致命傷もあり得ます。

 

指さし確認
「眠くてぼーっとしていた」
「いつもの事だから」
と散漫になっているときでも
指をかざすと意識が入り
気を抜かないことに繋がる
のです。

 

私の経験談としては
ある工場内の現場で
横断歩道を渡るときは
「左右指さし確認で」
と言われました。

工場内だよ~?
ほとんど車通らないよ~?
なんて思って
しぶしぶやっていたのですが
ボーとしていて指差しを忘れ
目の前を車が横切った
なんてことがありました。

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一瞬の気のゆるみが
後悔とならないように
この「めんどくさい」ことと
お付き合いしていけたらいいですね。

 

まとめ

人は楽をしたがります。
もちろん効率を考えて
楽に出来る方法を考えることは
とても大切です。

ですが、危険と引き換えに
楽なことをして怪我すると
効率が落ち…本末転倒です。

 

安全に行動するとは
めんどくさいものであり
簡単な事でありません。

 

また、労働災害は
建設業に限ったことではありません。

 

事務所で棚の上の方のものを取る時
脚立を取りに行く手間を惜しんで
座面が回転する座椅子に
立ったことはありませんか?

 

事故や怪我が生じる前に
「本能と闘うんだ」
「めんどくさい事をするんだ」
との意識を持って
今後の安全活動に
役立てて頂ければと思います。

 

今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
panna-thanks

今回はこの辺で。

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