施工管理技士のなかで建築施工管理技士ってなに?
現場監督さんってみんな同じじゃないの?
建築って具体的にどんなことなのか、よく分からないと思いませんか?
建設業にかかわっていないと区別が難しいと思います。
どこが違うの?なにが違うの?
この記事を読めば違いが分かるようになれます。
では詳しく見ていきましょう。
建築施工管理技士とは
建築施工管理技士ってどんな人?(仕事内容)
一言で言うと「建築工事を管理する人」です。
では建築工事とは?
建築とは建築物を新築し、増築し、改築し、又は移転することをいう。
※建築基準法 第2条
建築基準法で定義されている内容として、建築物を造ったり直したりすることを意味しています。
では建築物とは?
土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱若しくは壁を有するもの(これに類する構造のものを含む。)、これに 附属する門若しくは塀、観覧のための工作物又は地下若しくは高架の工作物内に設ける事務所、店舗、興行場、倉庫その他これらに類する施設(鉄道及び軌道の 線路敷地内の運転保安に関する施設並びに跨線橋、プラットホームの上家、貯蔵槽その他これらに類する施設を除く。)をいい、建築設備を含むものとする。
※建築基準法2条1号
簡単に言うと「屋根」「壁」「柱」があって周りに「門や塀があるもの」を建築物といいます。
※分かりやすい表現にしていますがこれが全てではありません。
つまり建築施工管理技士は建築物を造る工事を管理する人です。
では具体的に管理するとは?
下記の記事にまとめましたのでこちらをどうぞ。
合わせて読みたい【施工管理技士の仕事内容】施工管理ってどんなことするの?
建築施工管理技士の詳細
特徴
地上は建築、地下は土木と言います。
すべてに当てはまるわけではないのですが、建築施工管理技士は地面より上の建物を造る工事に欠かせない国家資格です。
建築施工管理技士の資格の側面
この資格には1級と2級があり管理できる金額に差があります。
1級は請け負える工事の金額に上限がなく管理することができ、2級は金額に上限があります。
※わかりやすくした表現としています。
また
1級保有者は「監理技術者」
2級保有者は「主任技術者」
となることが出来ます。
名前が分かれていますが、大きな金額を扱える人が「監理技術者」というくらいの認識で問題ないです。
具体的に建築施工管理技士で管理可能な工事の種類
↓具体的に建築施工管理で管理可能な工事の種類↓
建設工事は多岐に分かれていて、上記の工事内容は建築工事の扱いとなります。
どうやったらなれるの?
国家試験に合格することでなることができます。
試験の方法は第1次検定と第2次検定に分かれており、両方合格すると「建築施工管理技士」となることが出来ます。
出題問題の補足・第1次検定はマークシート問題
・第2次検定は記述式問題
資格取得の補足・第1次検定のマークシート試験に合格だけでも技士補という有資格者になれる
他の施工管理技士との違いは? (土木施工管理技士との比較)
違いは建築施工管理技士の受験の手引きに記載してある内容の通りです。
は実務経験として認めないとなっています。
上記の工事を管理するには土木施工管理技士が必要です。
鋼板で囲われた工事現場の中は分かりにくいので、区別が難しいと思いますが「建築物を扱っていないものは建築工事に当たらない」という点で土木施工管理技士との違いがあります。
土木施工管理技士について詳しく知りたい方はこちらを見てください
合わせて読みたい土木施工管理技士の仕事内容と特徴は?
まとめ
今回は建築施工管理技士について解説してきました。
建築物があってこそ風雨をしのげる生活が出来ます。
施工管理技士になるには種類が7つに分かれています。
自身が作りたいものは何なのかを一度考えてみてください。
そのうえで資格取得を目指して頑張っていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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